青梅 梅の公園3
3月10日の東京都青梅市の梅の公園です。もう今頃は梅も桜もすっかり終わって新緑が綺麗でしょうね。しかし桜の花の前の花はやはり梅ですね!万葉集や古今集には梅の花を詠った歌が多いです。新古今集以降になるとだんだんと桜の花の歌が増えてきます。カメラはソニーα900とVario-Sonnar24-70mm&ソニー70-300mmG&ミノルタ100mmF2.8ソフトです。
新古今集から花山院の歌。
色かをば
おもひもいれず
うめのはな
つねならぬ世に
よそへてぞみる
(意)梅の花は色も香りも素晴らしい花です。ただ、花の咲き、そして散る様を見て、この世の無常を引き比べて見るのです。
この歌は新古今集の春歌ではなく雑歌として載っています。春の歌と言うより人生観を詠った述懐歌的な歌との意味なのでしょう。和漢朗詠集にも載っている歌です。和漢朗詠集には和漢朗詠集の編成時代の歌はあまり載っていませんので、珍しい歌だと思います。花山院とは冷泉天皇の第一皇子で円融天皇の譲位を受け天皇となりましたが、「大鏡」によると藤原道兼に欺かれて退位に追い込まれたと記録されています。当時の藤原氏の手練手管は凄かったのでしょうね。藤原氏内部の争いが天皇を左右しました。藤原道兼は藤原兼家の子供で道隆・道兼・道長三兄弟でした。それぞれが出世を争い天皇を籠絡し、藤原氏以外や藤原兼家の系統以外の勢力と対立した時は手を結んで排斥に動きました。
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