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2009年1月14日 (水)

川口市立グリーンセンターの春の始まり1

1月11日に埼玉県川口市にある川口市立グリーンセンターへ春を捜しに行って来ました。桜は10月桜で少し傷み始めていましたが綺麗でした。霜柱はシモバシラ(シソ科の多年草)の茎に出来た霜柱です。シモバシラの茎は冬になると導管の働きがとまり、水が送れなくなってしまいます。しかし根は極寒になるまで活動を続けるため、地面に水が噴き出し、それが凍って、氷柱ができます。非常に珍しい現象です。私もこれを見るのは2度目です。蝋梅は中国からの渡来種で梅とは全く違う植物です。元は漢方薬を油を採るために日本へ輸入されたようですが早春に咲く花で香りが良いので花を愛でる人達に愛されました。梅はまだ蕾の木も多くこれから満開まで楽しめます。マンサクは本当に咲き始めでした。カトレアは観賞用温室で咲いています。この観賞用温室のカトレアは通年展示されています。カメラはオリンパスE-3とズイコーレンズ14-54mm&50-200mm&50mmマクロ&x1.4テレコンとソフトフィールターです。E-3はE-1のように綺麗にブルーの色が出ませんが、それでもやはりオリンパス・ブルーは他社のデジカメより綺麗です。

万葉集から大弐紀卿(だいにきのまえつきみ)の歌。

      正月(むつき)立ち

    春の来らば

      かくしこそ

    梅を招きつつ

    楽しきを経(へ)め

(意)正月になり、新春を迎えたら、こうやって梅を見ながら楽しい一日を過ごしましょう。

この歌の詞書には万葉仮名ではなく漢文で「梅花歌卅二首并序 / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封□(穀の禾の部分が糸)而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 促膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以□(手偏+慮)情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠」と書かれています。意味は「天平二年正月十三日に太宰府の帥(そち)・大伴旅人の邸宅で宴を催した。天気がよく、風も和らぎ、梅は白く色づき蘭が香っている。嶺には雲がかかり、松は霞がかかったように見え、山には霧がたちこめ、鳥は霧に迷っている。庭には蝶が舞い、空には雁が帰ってゆく。空を屋根にし、地を座敷にして膝を突き合わせ、酒を酌み交わす。楽しさに言葉も忘れ、着物をゆるめてくつろぎ、好きなように過ごす。梅を詠んで情のありさまを記そう」です。

この時、筑紫国には万葉の多くの歌詠み達が偶然にも筑紫国を任地として赴任していました。筑紫歌壇とも言われています。この太宰帥(だざいのそち)の大伴旅人の屋敷で行われた観梅の宴で詠まれた歌が万葉集に32首が載っています。この歌はその第1番目の歌です。大弐紀卿は従四位下太宰大弐として大宰府に赴任した紀男人です。太宰大弐(だざいのだいに)とは太宰帥(長官)に次ぐ次官で別の呼び方として太宰権帥とも呼ばれました。太宰府とは九州全域を統治する大和朝廷の出先機関で「遠の朝廷(みかど)」とも呼ばれていました。後の平安時代になると太宰帥はほとんどの場合に親王等が任ぜられましたが、遥任と言って実際は赴任しない名誉職となりました。したがって次官の大弐あるいは権帥が太宰府で実務を取り仕切る決まりでした。太宰帥として任地に赴任するのは中央政界で敗れて左遷された大和朝廷の高官でした。その代表例が菅原道真です。

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コメント

蝋梅の甘い香りが大好きです。
花を見かけると必ずを匂いを嗅ぎにいきます。
カトレアの美しさに思わずウットリです。
(^-^*)ニコっ♪

投稿: 凪々 | 2009年1月14日 (水) 08時00分

こんな極寒の時期に、花を沢山見てきはったのですね。
写真を見ていると春のようです。
蝋梅は昨年はじめて知ったのですが、
強い香りに驚きました。春はまだ遠いですが、
私も昨日、急に生け花が欲しくなり買い求めました。
部屋の雰囲気もよくなります(~o~)

投稿: yoshiko | 2009年1月14日 (水) 10時01分

今日の朝日新聞の「天声人語」に先日こちらのブログに出た、柿本人麻呂の「東の野にかぎろひの立つみえて・・・」の歌が載っていました。かぎろひを「東の空に日の出前の赤みがさし」と解釈してあります。
大体この解釈が通説になっているのですね。

投稿: mimi | 2009年1月14日 (水) 10時27分

私もシモバシラを見ながら今日を楽しんできました!
自然の造る芸術品ですね!
シモバシラのしもばしら・・・初めて山友たちの話を聞いたときはチンプンカンプンでした!
自然の力、摂理・・・・とても感動です。

朝日の天声人語、私も気づきました。
あれ!シゲ様が先行しているって!

投稿: shibata | 2009年1月14日 (水) 12時20分

もう春なんですねえ。
シモバシラ、本物はこちらではまだまだ見られますが、植物のシモバシラはまだお目にかかったことがありません。

投稿: aoikesi | 2009年1月14日 (水) 13時36分

凪々さん、こんばんは。
寒いですね!蝋梅は寒い時に花の咲く花ですね。やはり漢方薬の原料だけあって香りが強いですね。

投稿: シゲ | 2009年1月14日 (水) 18時54分

yoshikoさん、こんばんは。
本当に春が近いような感じがしますが、連日寒いですね!蝋梅は寒い時期に咲く花です。生け花にも使いますね。香りが強いので蝋梅だとすぐに分かりますね。

投稿: シゲ | 2009年1月14日 (水) 18時58分

mimiさん、こんばんは。
早速、天声人語を朝日新聞のHPで読みました。確かに一般的には日の出前の赤い焼けた色と解釈されているようですが、私は少し違うのではないかと思います。カギロイはカゲロウかなと思います。めったに出ませんが朝焼けの中で陽炎のような色が出る時があります。

投稿: シゲ | 2009年1月14日 (水) 19時01分

shibataさん、こんばんは。
シモバシラは首都圏ではなかなか見る事が出来ません。やはり気温が高いためでしょうね。霜柱はよく見ますが、ここのところ寒い日が続いているの、シモバシラが出たのでしょうね。

投稿: シゲ | 2009年1月14日 (水) 19時03分

aoikesiさん、こんばんは。
蔵王は寒いでしょうね!こちらもここのところ寒い日が続いています。霜柱は普通に見かけますが、シモバシラは首都圏では難しいです。

投稿: シゲ | 2009年1月14日 (水) 19時05分

シモバシラは去年、名古屋の東山動植物園で初めて見ました。
とても興味深いですね。
ボランティアの解説員の方に半ば強引に「ぜひ見てほしい」と誘われてのことでした。
名古屋あたりではかなり珍しいらしく、
めったに見られないとのことでした。

投稿: k-masa77 | 2009年1月14日 (水) 19時18分

こんばんは、シゲさん。
そちらは早くも春の香りですか。
こちらはこれからが寒さの正念場を迎えますが。
シモバシラの茎に霜柱、初めての光景に感激です。

投稿: まさとチャン | 2009年1月14日 (水) 20時44分

こんばんは。
ほんとに「春の始まり」ですねcherryblossom
梅と蝋梅の香がこちらまで伝わってきそうです。
今日のお写真は、ブルーが綺麗だなと思いましたら、
やはりオリンパスだったのですねnote

投稿: photobananas | 2009年1月14日 (水) 22時23分

k-masa77さん、おはようございます。
確かにお暖かい地方では珍しい現象だそうです。これを見られるのはラキーなのだそうです。

投稿: シゲ | 2009年1月15日 (木) 07時25分

まさとさん、おはようございます。
そちらの寒さは半端ではないですよね!むかし、猪苗代のホテルに真冬に泊まったことがありました。地吹雪で道路が見えなくなるほどの日でした。

投稿: シゲ | 2009年1月15日 (木) 07時27分

photobananasさん、おはようございます。
今朝は寒いですね!春まだ遠しですね。
オリンパスのデジカメは確かにブルーの色に特徴がありますね。

投稿: シゲ | 2009年1月15日 (木) 07時29分

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