長野県高山村の桜2
4月29日の長野県高山村の桜です。
北宋末から南宋初めの女流詩人の朱淑真(しゅしゅくしん)の詩を。
満眼春光色色新 まんがんのしゅんこうしょくしょくあらたなり
花紅柳緑総関情 はなくれないやなぎみどりにすべてじょうにかんす
欲将鬱結心頭事 うっけっせるしんとうのことをもって
付与黄鸝叫幾声 こうりにふよしていくせいかさけばしめんとほっす
目に映る春の光景はみな色鮮やかに輝いている。赤い花、緑の深い柳の枝、これらはすべて私の思いをつのらせる。憂いにふさがったこの胸の内を全部を鶯に授け、私の代りに幾声か心の底から鳴いて貰いたい。
少々意味が不明かも知れません。この歌は「ともに今まで一緒に過ごしたあの人は居ない。景色が何時もと変りなく素晴らしいのに、思い出の後に残るのは喪失感だけ。あの鶯に私の代りに鬱積した心のうちを詠ってもらいたい」との意味です。日本の和歌にも似たような歌が沢山ありますね。詩人の佐藤春夫がこの詩を和訳しています。
まばゆき春のなかなかに
花もやなぎもなやましや
むすぼほれたるわが胸を
啼(な)けうぐいすよ幾声に
朱淑真はどのような女性だったかよく分かっていない詩人です。庶民の妻であったと言われていますが、役人の妻だったとも言われています。これだけの詩を詠えるのは深い教養に裏打ちされていると思います。彼女の詩は広く浙江省杭州あたりで歌い継がれていたようで南宋の役人であった魏仲恭が杭州の宿屋に宿泊すると彼女の詩が広く歌われていて、素晴らしい詩に感動して歌い継がれていた詩の数々を書き留め編集したと言われています。
坪井の枝垂れ桜。
横道の枝垂れ桜。
黒部のエドヒガン桜。
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コメント
おはようございます。
高山村の桜、見事な枝垂桜ですね。
菜の花とのコラボ、いいですね。
いまあれこれとE-3で試し撮りしています。
投稿: howdygoto2 | 2008年5月14日 (水) 08時44分
howdygoto2さん、こんにちは。
E-3の階調を私はオートにしてあります。オリンパスの色と階調は素晴らしいですね。
投稿: シゲ | 2008年5月14日 (水) 11時43分
やはりここの桜は素敵ですね~!
紅葉の時しか知らなくて・・・・
是非、行けるうちに・・・・
最近、とても人が多いと聞き二の足を踏んでおりました。
このサイトで静かに眺めるのがいいのかも・・・
投稿: shibata | 2008年5月15日 (木) 06時03分
shibataさん、おはようございます。
高山村の桜は素晴らしいですね!今年は少し遅かったようで人出も割合少なかったです。盛りを少々過ぎていました。3日前なら最高だったでしょうね。桜の盛りに出会うことは難しいですね!
投稿: シゲ | 2008年5月15日 (木) 07時55分