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2008年3月

2008年3月31日 (月)

北鎌倉 東慶寺

3月26日は円覚寺から東慶寺へ回りました。東慶寺は縁切り寺・駆け込み寺として有名で、後醍醐天皇の皇女が5世住職として入山してからは松ヶ岡御所と称されていました。20世住職として大阪城落城後に徳川家康の命令で豊臣秀頼の娘が入山しました。江戸時代は女性から離婚の申し立てはできませんでしたが、江戸幕府公認の駆け込み寺に逃げ込めば、3年間を東慶寺で修業すれば離婚ができました。同じような江戸幕府公認の縁切り寺は群馬県太田市の満徳寺です。満徳寺は徳川家康の祖先である義季の娘を祖として開かれました。普通は駆け込まれると寺院側は夫婦両者と関係者及び町役人等を呼び出し離婚の調停をします。話し合いで離婚が成立するとその場で夫は三行半(みくだりはん<離婚状>)を書いて、その場で離婚が成立します。内済離縁ですね。しかし話し合いの結果元の鞘に収まる場合の方が多かったようです。一方、夫側が離婚に不同意の場合は女房は3年間東慶寺で修業後離婚成立となります。これは寺法離縁です。なお東慶寺は2回は駆け込むことが許されていましたが、満徳寺は1回だけでした。この離婚方法は明治4年に明治政府により禁止されるまで続きました。その後は明治政府の「人民自由の権利」により裁判所で女性から離婚申し立ての法手続きが行われることになりました。

今日は、ほとんどの法人の決算末ですね。会社にとって一番忙しい時期になります。明日から新年度。色々物価も税金も保険料も上がります。所得は上がりそうもありません。物価対策も政府は全く動きません・動けません。国会や役所で正常に機能している組織は現在の日本にはあるのでしょうか!みんなが機能していないのに我々が生活ができるのは何ででしょうね?そこが日本の素晴らしさかもしれません!

古今集から紀有朋(きのありとも)の歌。

      さくら色に

    衣はふかく

      そめてきむ

    花のちりなむ

    のちのかたみに

(意)衣は桜の色に深く染めて着よう。花が散ってしまったあとにその桜の花を思い出すために。

紀有朋は紀友則の父親で、紀貫之の叔父です。

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2008年3月30日 (日)

新宿御苑の春と桜2

3月25日の新宿御苑の春の様子です。桜が一気に咲いてきました。他の花々もどんどん咲き出しています。昨日は千鳥ヶ淵から北の丸公園を回って小石川植物園に行って来ました。一昨日は六義園から飛鳥山公園を回りました。どこも満開に近い状態でした。特に千鳥ヶ淵は今年も見事に咲いていました。割合早く行ったのですが、すでに沢山の人出でした。写真のRAW現像と整理が追い付かないので、後ほどゆっくりとアップする予定です。

新古今集から式子内親王の歌。

      はかなくて

    すぎにし方を

      かぞふれば

    花に物おもふ

    春ぞへにける

(意)とりとめもなく過ぎてしまった今までの年月を数えれば、桜の花を眺めながら物思いに耽る春ばかりを送ってしまった。

こんな歌の感じでじっくりと春を楽しめばいいのでしょうが、貧乏性なのでしょうか春はジッとしていられません。忙しい忙しい・・・!

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2008年3月29日 (土)

北鎌倉 円覚寺1

3月26日に北鎌倉の円覚寺~東慶寺~浄智寺~明月院と回って来ました。本当は27日の夜に横浜で飲み会があったので飲み会の前に鎌倉へ寄ってこようと思っていましたが、27日の朝の打ち合わせが先方の都合で27日の午後に変更になってしまいました。急遽26日の午前中に北鎌倉へ行って来ました。26日も午後3時の打ち合わせだったので12時半には北鎌倉を後にする強行軍でした。本当は海蔵寺や英勝寺等にも回りたかったのですが時間がありませんでした。9時過ぎに円覚寺に着きました。人は非常に少なかったのですがだんだんと人が出てきました。

新古今集から藤原俊成の歌。

      春来れば

    なほこの世こそ

      偲(しの)ばるれ

    いつかはかかる

    花を見るべき

(意)春が来るとやはりこの世の中は素晴らしいと思います。来世でこのような美しい花に巡り合えるだろうか。

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2008年3月28日 (金)

新宿御苑の春と桜1

3月25日に新宿御苑へ行って来ました。寒桜は終わっていましたが、枝垂れ桜が満開に近かったです。色々な花が一気に咲き出しました。白木蓮は花が傷みやすい花です。今が満開でしたが、すでに少し痛み始めていました。ボケも姫コブシも咲いていました。まだサンシュユも綺麗でした。今週末には新宿御苑の花達も人も大賑わいでしょうね!

古今集から素性法師の歌。

      見わたせば

    柳桜を

      こきまぜて

    都ぞ春の

    錦なりける

(意)都をはるかに見渡せば、柳の翠と、桜の白と、交ぜ込んで、さながら春の錦であった。

何か一気に読める歌ですね。柳と桜を「柳桜」と一つの言葉にしています。桜は春の錦で紅葉は秋の錦なのでしょうね。

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2008年3月27日 (木)

伊豆高原の桜

3月21日から23日まで伊豆高原の家に1ヶ月ぶりに行って来ました。桜が咲きだしていましたが、有名な伊豆高原の桜並木のソメイヨシノは蕾が少し膨らんでいました。インターネットによると25日に開花したそうですので、満開は今週末でしょうか!

このピンクの濃い色の桜は伊豆高原駅前に咲くオオカン桜です。桜並木の入り口に咲いています。早く咲く河津桜とこれから咲き出すソメイヨシノの中間で咲きます。オオカン桜は埼玉県川口市の安行桜と同種のようです。白い桜は名前は分かりませんが早咲きの山桜だと思います。最後の4枚は私の好きな白い花の大型のオオシマ桜です。

古今集から素性法師の歌。

      見てのみや

     人にかたらむ

       桜花

     手ごとに折りて

     いへづとにせむ

(意)見ただけでは人に桜の花の素晴らしさを伝えられない。いや、それよりも手に折った桜を持って家への土産にしよう。

P.S.昨日、都議会で新銀行への40,000,000,000円の追加出資が石原都知事の与党である自民党と公明党の賛成で委員会で採択されたそうです。なんて馬鹿なんでしょうね!あまりの事に言葉がありません。私は埼玉県民なので関係ないと言えばそうなのですが、そのお金を夕張市にあげればお釣りがくるのですが!新銀行の融資先を都内の衆議院議員と都議会議員の選挙区別に表にすると面白いかも知れませんね!1,400億円をドブに捨てる東京都民はお金持ちで凄いですね。本気で感心します!公明党が付けたナンセンスな条件は笑えますね。法的拘束力のないアリバイ作りですね。久しぶりに馬鹿話をテレビのニュースで聞きましたよ。誰が考えても400億円で済むはずはないでしょう。そもそも400億円の根拠は?1,000億円は最低必要だと思いますよ。多分、外資に叩き売る心算でしょうが、そう簡単には外資は買いませんよ。長銀と同じ事になります。熨斗を付けてオマケも一緒につけなければ買いません。どうするんですか東京都民!どうも最近、政治家に詐欺師が増えてきたように思えます。詐欺師が政治家になるのか、政治家になると詐欺師になるのか!その詐欺師を信じたがる愚民が多いのも、これもまた真実!最高責任者は責任逃れに終始して、責任を部下に転嫁、最後は官僚の作った謝罪の文章を嫌々読み上げて逃げました。気の小さい小物だからチックをしょっちゅう起こしているのでしょうね。子供が二人も衆議院議員をしているから、皆さん怖いのでしょうかね!気の小さい男はネチネチ派ですからね。このような男に恨まれると、あとが怖いから黙っていた方が良いかな!この問題で石原ジュニア達が次の都知事にはなれないでしょうが、次に控える副知事が道路公団問題で高速道路は作らせないと大見えを切ったのに、結局は自民党と公明党の国会議員達に高速道路を作らせる道筋を作るような訳の分からない事をした人ですからね!これから内部告発が噴出するでしょう。楽しみです!

日本はどうなるのでしょうね!福田総理を見ても石原都知事を見ても大いに不安です。日本はいま人材不足ですね。いま思うと太平洋戦争に行って生き残ってきた人達は人材が多かったですね!戦前派は凄かったと思います。

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2008年3月26日 (水)

大宮第2公園2

3月8日の大宮第2公園です。我が家のルイ君は花粉症です。くしゃみをした直後の写真です。マリアンちゃんは花粉症ではありません。

和泉式部集から。

☆帥宮(そちのみや)と呼ばれた敦道親王(あつみちしんのう)が和泉式部へ贈った歌。

      我ひとり

    思ふは思ふ

      かひもなし

    同じ心に

    君もあらなん

(意)私独りで恋しく思う思いは甲斐もありません。あなたも同じ心であってほしい。

☆和泉式部の返歌。

      君は君

    われはわれとも

      隔てねば

    こころごころに

    あらんものかは

(意)あなたはあなた、私は私と、分け隔てをしていないので、心が別々などということがあるでしょうか。

恋多き女性の和泉式部は帥宮と結ばれる前に同母兄の弾正宮為尊親王と関係を持っていましたが、為尊親王が若くして亡くなると、その弟の敦道親王と結ばれて為尊親王の屋敷に入りました。それが原因で敦道親王の正妃が家出をしてしまいました。その経緯を記したのが「和泉式部日記」です。さすが当時絶大な権力を握った太政大臣の藤原道長から「浮かれ女」と呼ばれただけの事はあります。自分に正直な女性だったのでしょうね。この時代を代表する女流歌人です。

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2008年3月25日 (火)

湯河原梅林

3月21日に神奈川県湯河原町の湯河原梅林(幕山公園)へ行ってきました。今年の湯河原梅林の梅祭りはすでに終了していました。今年は梅の開花が大幅に遅れたため、梅祭りが終了後でもこんなに綺麗に咲いていました。ほぼ満開少し過ぎた状態でした。湯河原の観光協会はがっかりだったでしょう。今が一番の時期かも知れません。梅祭りの色々な施設は梅祭り期間中だけのレンタルでしょうから、期間を読み違えると延長はできないのです。梅祭りで活躍した施設は何処かの桜祭りで使われるのでしょう。おかげで殆ど人のいない梅林で写真を撮ることができました。ワンちゃんは♀マリアンちゃんです。最後の3枚の写真は公園の入り口に咲いていた山桜です。綺麗な色でしたがデジカメではその色が上手く出せませんでした。

万葉集から沙弥満誓(さみのまんぜい)の太宰府の大伴旅人邸での観梅宴の時の歌。

      青柳(あおやなぎ)

    梅との花を

      折り挿頭(かざ)し

    飲みての後は

    散りぬともよし

(意)青柳と梅の花とを手折って頭の髪に挿し、皆で酒を飲んで遊んだあとには、もう花は散ってもかまわない。

沙弥満誓は俗名は笠朝臣麻呂で吉備地方の豪族の出身と言われています。官吏として非常に有能で美濃守として木曽路を開通させるなどの業績を認められ美濃守と尾張守を兼任し、後に尾張・参河・信濃の三国を管する按察使を兼ねるほどの信任を朝廷から受けました。後に造筑紫観世音寺別当として筑紫国に下向し大伴旅人の太宰府在任中は大伴旅人・山上憶良とともに筑紫歌壇の一員となりました。観世音寺は以前に私のブログで少し書いたことがありましたが、大宰府の観世音寺は日本三大戒壇院の西戒壇院です。東大寺を中央戒壇院、下野国薬師寺を東戒壇院と呼びました。戒壇とは僧侶を正式に認定する国家の機関です。なお下野国薬師寺の造薬師寺別当はかの有名な天皇になりはぐったと言われている道鏡でした。

太宰府の大伴旅人邸の歌会での席次は最上位が太宰師の大伴旅人で次が造筑紫観世音寺別当の沙弥満誓、その次が筑前守の山上憶良だったと思います。

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