信州 生島足島神社
11月1日に長野県上田市の生島足島神社へ行ってきました。この神社は生島大神(生みの神)と足島大神(満〈足る〉たす神)の二神を祭る神社です。創建は不明ですがかなり古い神社だと言われています。平城天皇から寄進を受けています。社格は非常に高く延喜式神名帳では名神大社となっています。古代より日本総鎮守と仰がれる極めて古い由緒を持つ大神です。鎌倉時代は塩田北条氏に厚く遇されていました。生島足島神社には武田信玄が信濃の大半を勢力下に置いた永禄9・10年(1566~1567)の数回にわたり信濃はもちろん、甲斐や上野の武将達をここに集め、神前で忠誠を誓わせました。そのときの誓いの文書(起請文)が83通残されており、国の重要文化財に指定されています。この時は武田家の跡取りだった長男の武田義信を謀反の罪により義信の側近を処刑し義信の旗本を八十騎も追放しています。義信は東光寺に押し込め切腹させました。この騒ぎでの家臣の動揺を収めるために生島足島神社の神前で起請文をとったのでしょう。武田信玄も父親の信虎を駿河の今川家へ追放した過去もあり、予防的に英断を下したのでしょう。長福寺は生島足島神社の隣にあり、いまは廃寺とされた神宮寺とともに二寺院が生島足島神社に仕える寺院でした。長福寺の本尊は重要文化財に指定された「銅造救世観音菩薩立像」でしたが、盗難にあい現在は行方不明です。この寺院には法隆寺の夢殿の1/2のサイズの信州夢殿があります。カメラはK-7とシグマ18-200mm&10-20mm&ペンタックス55-300mmです。
生島足島神社:
長福寺:
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